ボブ、ショートヘアのデッサンを描くよ! 西荻窪 美容室Living
絵が上手いとカットも上手くなるという言葉を信じて今日も黙々デッサン描くよ
こんにちはこんばんは。花粉で涙がドロドロ、お風呂に入っている時が唯一の至福の時
美容室Livingの池田です
そろそろとカット始まって、ワンレンようやっと合格いたしました
そんなデザイン、今回はワンレングス、ショートのバングありの、、
いわゆるショートボブ!
これこれ、これです
参考画像、sato師匠のショートボブなんかわかりやすいですね
かっこかわいい、さすがさとさん。
こんなボブを僕も切りたいものです
で。
まずタテヨコ、グリット線を書きまして
アバウトに輪郭をとってゆきます
地味にここまで描き進んでしまいました
途中経過を写真に収めなかったのが悔やまれます
すぎた事はもういいので、どんどん進みますよ
イメージ写真は白黒印刷で実際に線を引いています
そこからにらめっこ開始で紙に落とし込んで行くのです
髪を切るのもバングから。バングは前髪のことです
と、いうことでまずバングを書き込んでいきます
個人差好みはあるでしょうが、やはり何と言ってもこれだけで雰囲気が出るので僕はここ、バングから描き始めています
お顔は、おまけでちょちょっと描き込んでしまいましょう
明暗をつけるくらいでいいです。あまり描きすぎると、暗黒面がこんにちはします
どんどん描き進めます
肌は鉛筆で荒く、濃いところを塗ったらティッシュや綿棒でなじませます
だいたいでいいです。だいたいで
最後にがっつり修正と仕上げしますので
ここからは髪の毛メインで書き込んでいきます
シャーペンで1本1本、まごころ込めて
1ブロック描き終えたら次、また描き終えたら次。
もう10万本描き切る勢いです
さらに描き進んでいきます
右手小指の側面で線を潰さないように、ティッシュを敷いています
おばあちゃんの知恵袋。本当はクリアファイルなどのツルツルして鉛筆の粉がつかない、伸ばさないものがベストですが、まあいいでしょう。ご愛嬌です
僕は右利きなのでCのカールは描きやすいですが、これと逆のカールはなかなか描きづらいものがあります
言葉で説明するのは難しいのですが、手首だけで線を引けるCに対してその逆は肘から下、全体を使わないといけないのです
まあ、実際描いてみてください
大きなサイズの紙ならそんなこと関係ないのですが、これはA4サイズに描いているのでなかなかどうして、難しい。
なので手っ取り早く紙を回して描いてください
その方が描きやすいです
そうしてガリガリと、髪の毛地獄を進んでいきます
おや、なんだかいい感じ。
お顔の色の濃さもいい感じ。
光の射している方向と強さを意識して、髪の毛の濃淡を調節していきます。今回は紙の左上に光源があります
バングから鉢周りにかけて天使の輪を作っていきます
ただし、線は縦オンリーです。つぶつぶ感が出ないように残す所は残す、描き込むところは描き込むようにします
カラーリングのハイライトを入れていく感覚ですね
主に根元と毛先は暗めに、中間部分はやや明るくすると立体感が出てくるのでのぺっとした海苔巻き感は無くなります
さあ、仕上げです
放置していたお顔と首の濃さを髪と見比べて整えます。いがいと、真っ白なところは無いんです
白目も白目じゃ無いですし、影がつくので実はグレーになっているんです
光の加減によって粘膜の部分はハイライトよろしく白に残すこともあります
このデッサンの場合、涙袋と、まつげのキワ、黒目、リップのツヤなんかはその主たる例です
うるうるにしてあげましょう
女性がメイクをするような感覚です
消しゴムで消してあげてもいいですが、周りがぼやけてしまうで初めに縁取りして描き込まないように残しておいた方がメリハリが出てカッコいいです
後は細部を調節しておしまい。ちゃんちゃん
なんだか最近お絵描きばかりのブログ、これでも美容師やってるんです、実は
また描きます。
イケダ。